第32回日本磁気歯科学会学術大会

第32 回日本磁気歯科学会学術大会の開催にあたって

大会長  會田 英紀
北海道医療大学歯学部高齢者・有病者歯科学分野

 この度、第32 回日本磁気歯科学会大会長を仰せつかり、皆様からの熱いご要望にお応えすべく、札幌市のガトーキングダムサッポロにて宿泊型での現地開催を目指して準備を進めてきました。
11月の北海道は秋が終わり冬を迎える時期で、札幌中心部でも紅葉が見ごろとなり、夏の北海道グルメとはまた違ったお奨めの海の幸がたくさんございます。
3年ぶりに宿泊型温泉施設にて学術大会ならびに懇親会を開催するのを楽しみにしておりましたが、本年7月以降の新型コロナウイルス感染症の「第7波」感染急拡大の終息が予測できないことから、臨時理事会での審議を経て急遽オンライン開催に変更にさせていただきました。

 日本磁気歯科学会は、1991 年に東京医科歯科大学講堂での第1 回学術大会(藍 稔大会長)に始まり、これまで本学では第11回学術大会(平井敏博大会長)、第23回学術大会(越野 寿大会長)を担当してきました。
今回、本学で3度目となる学術大会を当分野で担当させて頂くことは大変光栄であるとともに、重責を感じております。

 日本磁気歯科学会は、補綴装置の支台装置としての磁性アタッチメントに加え、電磁気学の歯科応用を主軸とした基礎的研究や様々な磁気応用デバイスの開発とその安全性評価を含む歯科臨床応用に至る幅広い活動を行っております。
特に磁性アタッチメントは昨年9月に保険収載されたこともあり、今後ますます注目されていくものと思われます。
そこで、特別講演では本学会ならびに磁性アタッチメントの保険収載に多大な貢献をされた株式会社ケディカの菊地 亮先生に「磁石の入れ歯-DMA研究会から保険適用まで-」のタイトルでお話しいただきます。
また、教育講演ではこれまで本学会を牽引されてきた功労者のお一人である九州歯科大学名誉教授の鱒見進一先生に「私と磁気歯科との関わり」のタイトルでお話しいただくことになっております。
その他には、認定医申請口演ならびに一般演題(eポスター)も予定しています。

 本学術大会を少しでも実り多いものにするため、本学咬合再建補綴学分野の越野 寿教授はじめ教室員の皆様にもご協力いただき準備委員会委員一同、一丸となって現在鋭意準備を進めているところでございますので、多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

大会事務局
北海道医療大学病院歯科部 高齢者・有病者歯科学分野
〒002-8072 札幌市北区あいの里2条5丁目
TEL 011-778-7575(代表)
E-mail:jsmad32@ml.hoku-iryo-u.ac.jp ※@を半角に置き換えてください。
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