大会長 都築 尊
福岡歯科大学 咬合修復学講座 有床義歯学分野
謹啓
このたび、日本磁気歯科学会理事長・武部純教授をはじめ、理事の先生方ならびに関係各位のご高配により、第35回学術大会を福岡歯科大学咬合修復学講座有床義歯学分野の担当にて開催させていただく運びとなりました。貴重な機会を賜りましたことに、心より感謝申し上げますとともに、大変光栄に存じます。ここに大会長として、謹んでご挨拶申し上げます。
本大会は、隔年で開催されております温泉地開催の大会として、雄大な自然と景観に恵まれた阿蘇の地を会場に選ばせていただきました。日頃のお疲れを癒していただきながら、活発なご討議を賜れましたら幸いに存じます。
今回の学術大会は、「安心・安全な磁性アタッチメントの臨床」をテーマに掲げ、2025年11月1日(土)・2日(日)に熊本県・阿蘇プラザホテルにて開催いたします。
特別講演には、2024年度をもって福岡歯科大学をご退職された城戸寛史先生と、東京科学大学をご退職された秀島雅之先生をお迎えいたします。お二方は、磁性アタッチメントの開発のみならず、本学会の創立にも深く関わってこられた先生方であり、ご講演は極めて貴重な機会となることと存じます。
さらに教育講演として、久留米市にてご開業の小坪義博先生、ならびに福岡歯科大学医科歯科総合病院放射線室の稲富大介先生にもご登壇いただく予定です。
磁性アタッチメントは、2021年9月に保険収載されたものの、いまだ多くの臨床家にとっては「義歯の破折が多いのではないか」「MRI撮影に支障はないのか」など、不安が拭いきれない状況にあります。本学会が、磁性アタッチメントの安全性を再確認する場となることを願ってやみません。
つきましては、協賛ならびにプログラム・抄録集への広告掲載を賜りたく、お願い申し上げます。 本学会の趣旨・意義をご理解いただき、格別のご支援とご協賛を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
謹白